今後「技能実習制度」が廃止されることに伴い、「育成就労制度」を創設する方針が政府により決定されました。本ウェブサイトにおける弊組合の事業内容は2024年4月現在の情報です。
ABOUT外国人技能実習制度について
日本を象徴する「思いやりの精神(こころ)」を身に付ける
外国人技能実習制度の本質は「世界平和」と考えています。各国の実習生へ入国後講習及び受入企業先での実習を通じて、日本の良き「文化・習慣・考え方」を伝えていきます。特に日本を象徴する「思いやりの精神(こころ)」を身に付けていただき、人との信頼関係を深め合うことで、人徳を高める最高の財産となります。
弊組合では、共育の基本方針である「思いやり十ヶ条」を基に、1ヶ月間の入国後講習で様々なカリキュラムを行います。
一般監理事業(優良な監理団体):許可番号 許1703000778
受入れ国
- 中国
- インドネシア
- カンボジア
- フィリピン
- スリランカ
- ベトナム
優良な監理団体 / 介護職種の優良な監理団体
弊組合は、法令違反がなく、技能評価試験の合格率・指導・相談体制等について、一定の要件を満たした「優良な監理団体」として認定されています。また、優良な監理団体の中でもさらに介護職種における一定の要件を満たした「介護職種の優良な監理団体」としても認定されています。
ESSENCE外国人技能実習制度の本質
世界平和思いやりの精神は世界へ広がる。
日本の技術がなぜ発展したのか?
その背景にある「理由」を学んでもらう事が一番大切です。
それは、「思いやりの精神」があったからではないでしょうか。
外国人技能実習生制度は、実習を通して日本の良き「文化、習慣、考え方」を伝えることであり、特に日本文化の象徴である「思いやりの精神」を身に付けてもらうことにあります。
思いやりの精神は、人との信頼関係を強め、その人の人徳を高める最高の財産となります。
金銭という有形財産は一時のものですが、人徳という無形財産は一生涯のものです。
RD事業協同組合では、入国後講習で思いやりの精神の土台をしっかりと教えます。
それを配属後の3年間の実習期間で習慣化し、身に付けさせて帰国させる事が、実習実施機関(企業様)の役割と考えます。
やがて、次から次へと実習生達が帰国し、その国に思いやりの精神が広がります。
帰国した実習生の家族の中に蒔かれた、一粒の思いやりの種が成長し、その種は小さな家族から会社へ、さらに地域社会から国全体へと伝え広められていくでしょう。
そして、ついには世界の平和につながっていくのです。
技能の修得や経済発展を担う人材育成にとどまらない、「世界平和への企業貢献」が、この制度の本質であると考えています。
TRAINING入国後講習(入国時1ヶ月)
礼節研修・実生活の事例研修を通して、現場に対応できる共育を重点項目に置いています。
約一か月間で下記項目の理解と実行を目標としてさまざまな角度から研修します。
これらに共通するのは、「規則」を作って行動を規制するのではなく、行動することによって起きた問題に対して、なぜそのような問題が起きたかを考えさせる学習です。人間力を養うオリジナルの共育プログラムです。
JAPANESE KYOIKU日本語共育
『オリジナルのカリキュラムを開発・構築』
レベルは6段階に評価。入国時にレベルチェックして適切なクラスに振り分けます。
教科書に基づいた日本語学習だけではなく、聴解力を高めるLL教室、言葉に体が反応する訓練、現場で問われる指示形等に対する反復訓練など。特に生活を通した動きの中での言葉の運用に重点をおいて訓練いたします。
また、職業別の専門クラスを設けて、現場に配属されても対応できる下地を作るようにしています。
実生活における言葉の運用~現場の指示に対応できるように~
- 1.発声練習
- 声の通りや活舌を意識した発声を身に付ける。
- 2.LL教室
- 機器を使用して聴解力を向上させる。
- 3.カードによる反応訓練
- 実際に身体が反応できるようにする。
- 4.プレゼンテーション
- プレゼンを通じて聞き手の立場も理解する。
座学により頭で覚えた言葉を、実生活で運用できるように共育します。特に、現場における命令形(指示)を重視します。現場の命令形(指示)は、「〇〇持ってきて」「〇〇しといて」「仕事覚えた?」など、“ですます調”を基本とする教科書には載っていない言葉です。しかし、これらの言葉は実習の現場で頻繁に使われているもので、これらを日本語共育で聞き取りの訓練をします。また、一部日本の方言の講習も行います。
なお、朝の1時間は自主制をテーマに、日本人教師が見ていなくても、決められた事を裏表なく仕事することの重要性をあわせて目的とします。
職業別専門クラスの設置~現場でいかに使えるか~
「ここでこの一言が言える」これが人間関係や仕事を円滑に進めている人の共通点です。これは世界共通の事であります。 どれほど言葉を知っていたとしても、それを適切な時に、適切な言葉を使えるかが問題です。 一か月という短期間の実用訓練はそこに重点をおいて行います。 たとえば、職種ごとのさまざまなシーンの絵カードを見せ合いながら、予期せぬ咄嗟の言葉を学びます。また、「危ない。下がれ!」「早く!いそげ」など、現場の上司の指示するであろう言葉を「耳慣れ」させます。さらに、配属される企業様の業界や熟練者に実地調査を行い、日常作業で使われる専門用語、道具名、作業名を収集し、職種別共育に反映しています。
CONTENTS講習内容
『人間力を養うカリキュラム』
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生活講習「お天道様の教え」
「お天道様の教え」という倫理観の基、13科目で構成されたカリキュラムを実施します。
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礼節研修茶道
本人が持つ癖や性分が顕著に表れる茶道を通じて、日本の礼儀と節度を学びます。
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道理思考研修ものごとの判断基準・考え方
常に相手の立場になって考える習慣を身に付け、ものごとの判断基準・考え方を学びます。
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セラジー座禅・カウンセリング
座禅・カウンセリングを通じて様々な悩みに対して向き合います。
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E-breath(イー・ブレス)呼吸法
大自然のエネルギーを身体に取り入れ、体内の免疫力を高めるエクササイズです。
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トークス・ファーム農場
野菜だけではなく「人徳」も育てる農場で共同作業します。
SUPPORT SYSTEM受入企業様へのフォロー体制
受入企業様向け研修
実習生が企業様に配属される際に、受け入れる企業様の社員に向けた研修を実施いたします。
これは、現場で共育する立場の皆様に、成功事例とそうでない事例を紹介し、スムーズな受け入れを促進させるためです。
カリキュラム
- 実習生の心理を知る
- 「実習」という意味は?外国人技能実習制度の本質を解説します。
- 送り出し国の基本知識と国民性や習慣を知る
- 実習生の母国について知ることで、より深い関係を築くことができます。
- 日常の共育と指導の心得
- 技能の習得に向けて、人材育成の方法をお伝えします。
- 実習生に伝わる分かりやすい日本語とは
- 円滑なコミュニケーションを図るためのアドバイスです。
- 面談・質疑応答
- 実習生の受入において、不安や疑問を解消します。
リフレッシュ研修
おもに配属後一年以上の実習生を対象に行います。この時期は、日本の生活や仕事に慣れてきた反面、さまざまな問題もまた生まれてくる時期です。この時期にもう一度、「里帰り」してもらい、後輩実習生たちに混じって再共育をする研修です。初心を思い出して、身も心もリフレッシュして現場に戻ります。多くの企業様からご賛同いただいております。